その暗殺者!名をスパイニージャイアントアサシンバグ
皆様^ ^
おはようございます!
生き物屋S.M.Gです。
連日台風で大雨が続いてますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
雨が続くと気持ちも沈みやすいですがこういう時こそポジティブに家でまったり過ごしたり、Netflix見たり、漫画を読めるいい機会と考えましょう(^。^)
私は最近懐かしのアニメ、焼きたてジャパンまた見始めてます(笑
さて本日の本題は暗殺蟲です!
暗殺!響きがカッコいいですよね(*^ω^*)
あっ!厨二病ではないですよ!
たぶん・・・(汗
そのとってもカッコいい者の名がスパイニージャイアント アサシンバグ(暗殺蟲)です。
その名前の通り、殺しのプロなんです!
・アサシンバグ(暗殺蟲)
後ろからこっそりと近づき、針のような口吻を対象に刺し、麻酔効果のある物質と体内の組織を溶かす消化液を注入し、対象の中身が空になるまで吸い上げる恐ろしいやつなのです(>人<;)
人間も刺されたらかなり痛いですよ(汗
まだ刺された事はないですが経験したくないです!
ではスパイニージャイアントアサシンバグについてさらに紹介しますね^ ^
☆スパイニージャイアントアサシンバグ
・イガグリオオサシガメ
・学名:Psytalla horrida
・生息地:南アフリカ
体色は黒と赤色でとっても毒々しい色あいをしており、主な生息地はカメルーンで温暖な地方になってます。ただ飼育してて分かったのですが温度が低いことには耐性があるみたいで室温10℃を下回っても元気でした。
値段は最近でこそ幼体10匹で4000円前後と安定して来ましたが2年前までは幼体10匹で3万円前後とかなり高かったです。
飼育と繁殖に少しのコツが必要で当初はそこに苦戦した方がかなり多かったようです。
ただ最近は飼育方法も確立してきたので難易度はそこまで高くないように感じます。
続いては飼育方法について説明しますね^ ^
☆飼育方法
難易度:★★★(星が高いほど難しい)
今まで紹介してきた中でこの種の飼育環境は1番簡単かもしれません。
用意するものは飼育ケース、床材、登るための壁です。
まず飼育ケースですが虫カゴで十分です。
しっかり通過性が確保されてれば大丈夫です👌
床材は特別なものはいりません!
私はバーミキュライトのみ4cm位敷いてるだけです。
登るための壁ですが私は園芸用鉢底ネットを立ててるだけです。
登れるものはなんでも大丈夫です^ ^
少し高価になりますが見映えを良くしたければコルク樹皮やカクタススケルトン(いわゆるサボテンの骨)を使うとすごく雰囲気が出てオススメですよ!
スパイニージャイアントアサシンバグは他のアサシンバグと違いうまく育てるには少し湿らせた方がいいみたいです。
乾燥にも強いですが繁殖まで考えると少しの湿度が必要です。
飼育温度に関しては5℃を下回らなければ大丈夫です。繁殖温度は25℃以上あった方がいいです^ ^
エサについてですが私はデュビアやレッドローチを生きたままケースに入れてます。
お腹空いたら食べてくれますので放置で大丈夫です!
大体アサシンバグと同じサイズの餌を与えてください。
☆繁殖
繁殖やについてですが先程述べたように少しの湿度を必要とします。
ですので私は床材をそのまま濡らしてます。
または床材の上に湿った水苔を敷いてます。
あとは雌雄が揃っていればお尻とお尻をくっつけて交尾し自然と卵を産みます。
これが卵の参考写真になります。
黒い胡麻のようなものがそうです。
卵は1ヶ月〜2ヶ月ほどで孵化し、幼体が生まれます。
これが幼体になります。
ここまできたら無事にアサシンバグの飼育合格となります( ͡° ͜ʖ ͡°)
☆幼体管理
幼体ですが成体と同じ環境で育ちますので成体と同じケースに入れて管理してます。
この種は共食いなどがありませんので幼体を入れても大丈夫です。
気をつけるポイントは、幼体は小さいので餌もサイズ合わせないと狩りが出来ません!
ですのでのでコオロギのsサイズを与えてください。
またはあらかじめ餌を半殺しにして、置いておくと食べてくれますよ^ ^
少し残忍かもしれませんが元気に育てたいなら、やるしかありません!
以上がスパイニージャイアントアサシンバグの紹介になりました^ ^
本日もご覧いただきありがとうございます!
見てくれる皆様がいるお陰で書き続けられる動力源になります(o^^o)
では!良いアサシンバグライフを!
青白く美しい体!ブルーなあいつ! ブルーミリピード
みなさん!おはこんばんちは^ ^
生き物屋S.M.Gです。
夏も暑く、オリンピックとコロナで盛り上がっている最中ですが今回は全く関係のない、ブルーなあいつ!
虫です!ミリピードになります^ ^
画像を載せますが多足で昆虫が苦手な方は閲覧注意かもです😂
こちらです!!
通称ブルーミリピード
ブルーな夏にピッタリです🤣
それでは本題に移ります。
☆ブルーミリピード
ブルーミリピード
学名:Tonkinbolus caudulanus
正直あまり情報は出回ってないので断片的になりますがご紹介します。
生息地は主に温かい地方のベトナムやカンボジア、タイなどになります。
大きさは中型で成体は10cm以上に育ちます。
寿命は私の飼育下では3年前後になっており、幼体が成体になるまで凡そ1年ほどかかります。
体は青白い色をしており、横に赤色のラインが入った特徴的な見た目をしています。
最近ではよく出回っており、ヤフオクメインではあるが入手は比較的容易です。
主に幼体メインですがお値段も10匹4000円前後となっています。
☆飼育方法
難易度:★★(星が多いほど難しい)
温度:10℃〜33℃
湿度:60%以上
エサ:腐葉土、野菜、カルシウム剤、魚のエサ
特別難しいところはなく、エサ・カルシウムを正しく与え、温度・湿度さえ間違えなければ簡単に育ってくれると思います^ ^
ミリピード種全般に共通することですが蒸れに気をつける必要があるのでケースの通過性はしっかり確保する必要があります。
この種はかなりの大食感なので腐葉土をたくさん必要とします。
大きめのケースに8部目まで腐葉土を入れ、湿度60%以下にならないように水分調整してください。
専用の湿度計も販売してるので一緒に入れるとわかりやすいです。
腐葉土をメインに食べますので週に一度熱帯魚用のエサを与えるとよく成長します。
ミリピードが土の上に出てきて、なかなか潜らない場合は、腐葉土が足りない証拠なので変えてください。
☆繁殖
この種はカルシウム不足になると脱皮不全、繁殖行動をしないといった問題点があります。
繁殖を目指す場合は、カルシウム剤が必須になります。
私がよく使うのはカトルボーンやフトアゴヒゲトカゲを飼っているので爬虫類用のカルシウム剤などがオススメです。
カトルボーンとはイカの骨になります。
ネット通販でも販売してますがちょっと値段が高いのでヤフオクなど個人販売者を探すと安価で購入が出来ます^ ^
また雌雄判別が激ムズであるので少し多めに匹数を入れれば揃うかと思います。
あとは自然に産むと思います。
注意することは、卵は糞に擬態させて産むので腐葉土を変えるときなどは間違えて捨ててしまう可能性が高いです。
ですので成体がいる場合は幼体が確認出来るまで糞は残してください。
幼体は1年をかけて成体に成長します。
☆まとめ
ミリピードは繁殖に少しコツがいりますがそれ以外はとても飼育しやすい種類になります^ ^
他にもレインボーミリピードやチョコレートミリピードといった面白い種類もありますので沼にハマりましたら挑戦してみてください!
ご覧いただきありがとうございました😊
ライオンキングならぬパンダキング!?その正体とは!?
皆さん!おはようございます!こんにちは!こんばんは! 生き物屋 S.M.Gです^ ^
昨日に続いて2日連続の投稿になります!
ちっともすごくないんですけど、何故かやる気スイッチが入ったので今のうちに書けるだけ書こうと思います(〃ω〃)
では!本日の本題!ライオンキングならぬ、パンダキング!?
さて?みなさんご存知でしょうか?
パンダキング🐼というのですからパンダの王様なのか?それともパンダに似ている動物なのか?
色んな予想がつくと思います^ ^
長々とクイズ当てゲームにしても飽きることでしょうから、さっさと答え言っちゃいますね。
ズバリ!この子です!
何か分かりますでしょうか?
そうです!ダンゴムシなのです!
本日はこの不思議で可愛いダンゴムシについてご紹介したいと思います(o^^o)
☆パンダキングダンゴムシ
学名:Cubaris sp. “Panda king”
別名:ケイブテイッパー
マレーシアの洞窟で生息が確認されている種で多湿、冷涼な場所を好みます。
白黒カラーで愛嬌があることから海外の愛好家たちからはパンダキングという愛称で呼ばれています。
何故キングなのかはごめんなさい🙇♂️
私の調査能力が足りないせいでまだ分かりません。
今後判明しましたら更新させて頂きます。
☆飼育可能なのか?
国内では現在多数の愛好家によって飼育、繁殖が行われています。
一般の方でも温度さえ安定させられれば飼育は可能となっております^ ^
2020年までは入手が難しく、また輸入当初は5匹で2万前後とかなり高額でした。
しかし、飼育の難易度が高くなく繁殖力も高いことから1年ほどで需要が満たされ現在では10匹2000円〜3000円ほとで入手が可能な状況になっています。
とても可愛らしく、育てるのも楽しいので気になった方は挑戦されると楽しいかもしれません(^O^)
☆飼育環境
飼育環境は至って簡単でケースに3割程の腐葉土とカルシウム剤を入れ、手で握って水がしみ出ないくらいに湿らせます。あとは上に枯葉、隠れ家、端っこに濡らした水苔をおけば簡単です^ ^
イメージとしてはこちらです💁♂️
現在では誰もネットやホームセンター、ペットショップで簡単に入手出来ます。
注意することは蒸れと乾燥には気をつけてください。海外のダンゴムシ全てに共通する事ですが一度蒸れると簡単に全滅します。
乾燥もまた同様ですので通気口を必ず確保し、定期的に水スプレーで湿度を保ってください。
目安としては水苔を乾かさない様にすればケース内に湿度勾配が出来、パンダキングが自ら好む場所に映るのでオススメですよ^ ^
☆繁殖について
繁殖については特に厳しい条件は有りませんので湿度、温度、餌さえ満足に有れば自然と増えてくれると思います。
子供がワラワラと産まれるのはダンゴムシでさえ嬉しくなりますよ^ ^
☆餌
特別これといった餌はありません。
筆者がいつも与えている餌は野菜クズに菌糸、テトラフィンぐらいです。
特に動物性タンパク質が入った餌は食いつきがいいです。
上からテトラファン、カボチャ、菌糸です。
☆まとめ
いかがでしょうか?
ダンゴムシは小さくインパクトに欠けると思う方もいるでしょうがそんなことはありません!
小さいのでスペースも取りませんし、餌や水を足していくだけでいいですし、掃除もほとんどいりません。好みの小さい箱に苔や植物をいれ、コケリウムにして卓上に置くだけで一つの癒しができます。
小さい生き物は生態や習性なんか観察してると悩みなんかもなくなりますよ^ ^
何より鳴かないし、臭くないのでアパート暮らしでも感心して飼える所がいいですよね😁
長々となりましたがご覧いただきありがとうございました^ ^
今後も生き物屋 S.M.Gをよろしくお願いします!
大人気! 国内美麗種 ルリゴキブリ!! 魅惑のブルーメタルカラー
おはようございます!こんにちわ!こんばんは^ ^
生き物屋 S.M.Gです。
最初に久しぶりの投稿になったことを謝罪します。
ブログを継続させることへの意欲と楽しみは日に日に落ちていき、いつしか書くことが嫌になってきてしまい、更新がストップしてしまいました。
毎週、毎日のように定期的に更新出来てる方は今更ながら、本当に尊敬出来ます。
そういったことは信念や目的がなければ続けられないし、きっかけがないと出来ないんだと思います。
ですが私はハッキリ言って勤勉な方ではないのでダラダラとなってしまいました。
いままで期待して読んでくださった方々、本当に申し訳ないです( ; ; )
やめるつもりはありませんので今後も読んでくださるとやる気になって続けられますのでよろしくお願いします!
さて!前置きが長くなってしまいましたが本日の本題に移ります^ ^
本日は国内にもこんなに綺麗なゴキブリがあるのかと驚きを隠せないルリゴキブリを紹介します!
そう!読み間違いではありません!これから紹介するのはゴキブリなのです(・Д・)
ですがゴキブリだからといってページを閉じないでください!きっと後悔はしません!きっと?
まず本題の写真をどうぞ^ ^
どうでしょう?このブルーなメタルカラーがとても魅惑的で綺麗ではないでしょうか?
正直初めて見る方はゴキブリとは分からないでしょう!
皆さんが魅了された所で詳しい紹介に移りたいと思います!
☆ルリゴキブリ
学名:Eucorydia yasumatsui
ゴキブリ目ムカシゴキブリ科に属する昆虫の一種で
日本で一番綺麗だと言われてるゴキブリです。
主に八重山諸島(石垣島、西表島)で生息が確認されており、体長約10mm前後の小型昆虫である。
成体の雄は青色の光沢色も持っており、雌が地味な黒色となっている。
亜熱帯林に生息しており、発見数が少ないことから希少とされていますが現在に至っては入手はそれほど難しくなく、飼育も困難ではない。
説明では雌は地味な黒色とありましたが私個人の飼育下で感じたことは雌もよく見ると綺麗な発光色をしています。
また2020年11月頃に南西諸島でオレンジ色の帯がある新種のルリゴキブリも発見されており、そちらは捕獲、販売、飼育が3年間禁止にされております。
新種の名は、ウスオビルリゴキブリとアカボシルリゴキブリになります。
☆飼育難易度
結論から言いますとルリゴキブリはとても飼育のしやすい種類です。
通気性のある飼育ケースに腐葉土と水苔をミックスした床材を入れ、4日に一度、クズ野菜、昆虫ゼリー、熱帯魚用の餌を入れるだけで飼育可能です。
こんな感じのにセットすれば飼育可能です。
亜熱帯林生息とあり、冬の飼育が心配ではありますが室内で有れば、温度が3度前後でも生存の確認はしておりますので寒い地方のところでも加温なしで飼育出来ます^ ^
☆繁殖
繁殖も雌雄があればそれほど難しくはありません。
雄と雌は繁殖行動時にお互いのお尻をくっつけますのでそれが確認出来ましたら、1ヶ月〜2ヶ月ほどで雌が卵鞘という卵が詰まった小さなカプセルを産みます。
その後床材を湿った状態で管理すればさらに1ヶ月ほどで小さな幼体が産まれます。
写真の様な幼体です。
成体になるまでに凡そ半年前後かかると思います。
一度軌道に乗れば安定して増やせると思います。
筆者である私も10匹の幼体から始めて1年半ですが今では数百匹のルリゴキライフを楽しんでいます^ ^
☆まとめ
とても飼育のしやすい種類ですが生き物ですので我々の都合で飼ってる以上は大事に大切に育ててください!
生き物ですので最後まで責任を持ち育てるのも義務です。飽きたから、増えすぎたから、疲れたからなどで決して野外に放出したりしないでください。
買いきれなくなったペットはネットでは買取してくれるところもありますし、オークションなどに出品も出来ます!
もしそれでも迷ったら私に相談してください。
以上がルリゴキブリの紹介になりました^ ^
意見やアドバイスが有ればどしどしお願いします。
ご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m
引用元 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ルリゴキブリ
引用 Wikipedia
NO.10 ベトナムレインボーミリピード
こんばんは^ ^
生き物屋です。
引越しの手伝いでしばらく休んでいたため久しぶりの投稿です。
今回は、ベトナムレインボーミリピード!
メチャクチャ綺麗です!
中央のオレンジ色のラインが非常に鮮やかでみる角度で色合いが変わるためレインボーと名がついてます(^◇^)
そろそろ大きく、見応えもありますよ!
この子を迎えてそろそろ半年くらい経つと思いますが1匹も亡くなることなく元気に育っています。ミリピード全体的にみて生命力が強い種が多いイメージ(あくまで個人の観点)があります。
この種も腐葉土を厚く敷き、乾燥だけは避けるようにすれば元気に育ちますよ。
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餌は本当によく食べ、腐葉土有れば他はなくても大丈夫なくらいです。
飼ってみればすごく魅力のある種類だと思いますので挑戦してみて下さい。
入手方法としてはイベントかヤフオクがオススメです。特にヤフオクは色んな種類が販売されてますのでベトナムレインボーだけじゃなく色んな種類が見れて楽しいです。
もし分からないことが有ればいつでも聞いて下さいね^ ^
今回もご覧頂きありがとうございました^ ^
NO.9 ジャイアントウッドローチ
こんばんは^ ^生き物屋です。
本日ご紹介するのは⬇️
ジャイアントウッドローチです^ ^
静かでおとなしい、大っきくて樹皮のような見た目を持ってるとてもかっこいい種類になります^ ^
幼体の時から育てて立派な大人になりました。
とても魅力で育てやすいのですが私との相性が悪いのかなかなか子を産みません(^◇^;)
妊娠はしてるみたいなのですがいつも卵鞘が出してる途中で折れてしまい失敗するんです。
ケースが狭い可能性と隠れ家が少ない可能性があるので引っ越しさせることにしました。
この環境でみんな元気にしてるので育て方は間違っていないと思います。
もしおかしいところが有れば是非教えてください
m(_ _)m
今回の環境はこんな感じ⬇️
樹皮やコルクを立てかけたり、重ねたり、枯れ葉を敷き詰めてみました。
ケースの大きさは7匹に対して60cmです。
立体的に動けるようにし、卵鞘が当たって落ちるリスクを減らそうとした結果こうなりました。
床材は腐葉土、ヤシガラマット、発酵マットです。
大体ケースの半分の量にしてます。
飼育は容易ですが繁殖が難しいと思った種類です。
この環境でしばらく様子見ます。
ご覧頂きありがとうございました^ ^
また次回もよろしくお願いします。
完全版! ダンゴムシ ワラジムシ 飼育環境セット
こんばんは!
生き物屋です^ ^
4日間連続でブログ書けたのでしばらく続けたいと思います^ ^
正直コロナの影響で休みが続いて、ペットの世話が無かったら暇すぎて病みそうです(笑
さて、今回の内容はほぼ全てのダンゴムシ、ワラジムシに通用する飼育環境の紹介です^ ^
初心者の方は(偉そうに思ったらすみません)是非参考にしてみてください。
◆この記事の内容
☆環境
乾燥系、多湿系にどちらとも共通している環境は、群れすぎず、乾きすぎないことです。
今まで多種多様のダンゴムシ・ワラジムシを飼育してきましたが失敗で一番多い要因が乾燥させすぎて、死なせたことです。
ですので一番大切なのは、湿度勾配をつけることです!!
湿度勾配は、一部だけ常に濡れた状態にしそこから離れた場所はだんだん乾燥している環境のことを指します。
私はいつもケースの4分の1を常に濡れた状態にしています。
そうすればダンゴムシたちが自分で好きな場所を選び移動できるからです。
多湿のみ、乾燥のみだと正直失敗リスクがかなり高いです。
ケースの通気性もとても大切です!
ケースにはしっかり穴を開け、絶対に蒸れないようにします。
特に夏はケース内の温度が上がりやすく、通気性がないと中の水分が蒸発しダンゴムシたちが蒸し器の中にいるのと同じ状況になります。
一発で全滅しますので蒸れにも必ず対策してください!!
☆環境セット
まず下の写真が理想完成のケースになります^^
私はいつも100円ショップのシューズケースを改造して使用しています。
安くて、改造しやすい為いつも大量に確保しています。
細長いものは湿度勾配を作りやすいのもメリットの一つです^^
ただ一つだけ欠点があります。
それは、フタの隙間がかなりある為、床材を高くしすぎるとダンゴムシが逃げ出す可能性があることです。
逆も然りで他の虫が侵入することもあります。
ですがしっかり床材の高さ対策をすれば管理使いやすいのでオススメです。
もしどうしても、改造するのがめんどくさい方は、市販のコバエシャッター がオススメです。
ケースの隙間もなく、最初から理想の通気口がついているので初心者の方にはこちらの方がいいかもしれません。
前置きが長くなりましたが環境セットについて説明します^^
-
床材
1:腐葉土
2:発酵マット
3:ヤシガラマット
4:サンゴ砂
割合は大体こんな感じ⬇️
4:3:2:1ぐらいです^ ^
そしたら少し、水を足して混ぜます。
水の量は、大体100mmlほどでいいとおもいます。
少しだけ湿らせるのがコツです^^
そしたら、枯れ葉、樹皮、水苔を上に敷きます。
樹皮や枯れ葉があると床材の乾燥予防になりますし、ダンゴムシの隠れ家にもなります。
また少しおしゃれに環境セットしたかったら、コルク樹皮やカクタスボーン(サボテンの骨)がオススメです!
ガラッと雰囲気が変わります!
湿度管理としては水苔を常に濡らした状態にすることだけです。
通気もかなり大事なのでフタの両端に通気口を作ります。
発酵マットや腐葉土はダンゴムシたちの最高の高栄養価の餌になります。
腐葉土だけでも全然飼育できますが私は、より成長してもらうために発酵マットも使用しています。
ヤシガラマットは土中の通気性を確保するために使用しています。
ですがぶっちゃけ使用前とそんなに違いを感じないので無くても大丈夫です!!
珊瑚砂ですがここが最大のポイントです。
・カルシウム成分を摂取させる為
・時間経過による床材の酸性劣化を防げる
・珊瑚砂はアルカリ性なので酸性を抑制するのです!
珊瑚砂に関しては入れた方が断然いいです!
床材の交換頻度も少なくできるので面倒くさがり屋さんにはもってこいのアイテム(笑
成体は酸性に弱く傾きすぎるとポツポツと死んで行くことがありますのでその対策としていれた方が安全なのです^^
☆餌のオススメ
私の使用餌は主に4種類です。
- ラビットフード
- 熱帯魚の餌
- クズ野菜
- チーズ
腐葉土だけでも生きていけますがこれらの餌を与えると成長のスピードや繁殖数に大きく影響することが経験で分かりましたので与えることが賢明です^^
メインはラビットフードと熱帯魚の餌を与えています。
ラビットフードは、一番食いつきがよく、栄養バランスに優れて、匂いも臭くないので私の一番のオススメです^^
熱帯魚の餌は、動物性タンパク質を与える為に使ってます。
必ずではないですが動物性タンパク質を定期的に摂取していないと共食いをする確率が上がります!私は、共食いを未然に防ぐ為に1週間に一度少量を与えています。
クズ野菜も定期的に与えています。
水分補給も出来、栄養も取れて、生ゴミの処理も出来る1石3鳥です!!
また人気な野菜は、葉物、人参、南瓜が特に人気です^^
チーズはダンゴムシたちのおやつとしてごく稀に与えています。
ただ趣向品ですので正直なくても大丈夫です。
健康に育ってもらうために大切なのは栄養バランスです。
ラビットフードのみ、クズ野菜のみは栄養が偏りますのでどれも定期的に与えるのが安定した飼育につながるのです^^
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございます!!
これでほぼ全てのダンゴムシ、ワラジムシを飼育できます。
興味がある方は是非試してみてください^ ^
Happy everyday!!