改正版 ベトナムレインボーミリピードの飼育方法
こんばんは^ ^
生き物屋S.M.Gです!
今回は以前紹介したベトナムに生息するミリピードの飼育方法についてもっと詳細に説明します。
以前の記事はかなり簡潔に書いてしまったのであまり理解してない方も多いと思いますが今回の記事でで飼育方法を完全にマスター出来るよう書いていきたいと思います!
まずは本日の主役の紹介です(*^ω^*)
☆ベトナムレインボーミリピード
学名:Tonkinbolus dollfusi
生息地:ベトナム
この種はベトナムに生息しているヤスデの一種であり、青いボディーに赤いラインが入ってるのが特徴的なヤスデになります。
写真よりも実物はもっと鮮明な色合いをしており、光の角度によって中央のラインの色が変わることからレインボーミリピードと名付けられました。
まだ普及はそこまでしていないのか幼体でも1匹1000円前後とかなり高額な品種になっています^ ^
高額な反面、飼育難易度はそこまで高くなく複数匹いれば繁殖までいけます!
幼体から成体に成長するまでの期間が1年とやや時間がかかるのが難点ではあります。
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☆飼育方法
難易度:★★★★(星が多いほど難しい)
●最適環境
温度: 10℃〜34℃
湿度: 60%以上(蒸れに注意!)
●必要なもの
飼育ケース: 通気性が確保できるもの
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床材: 腐葉土、カルシウム剤
餌: 熱帯魚用の餌、クズ野菜、カトルボーン
あると便利: 水苔、枯れ葉、シートヒーター
では説明していきます^ ^
生息地はベトナムになるため、温度はやはり常に10℃以上の暖かい環境にしてあげることが大切です。
ベストは20℃以上ですが冬は難しいと思いますのでヒーターなどで最低10℃以上は確保すべきです!
温度が下がるとそれだけで代謝が悪くなり、動きが鈍り、食事も進まないので生存率が下がります。
湿度は全てのミリピードに共通してますが多湿必須です!床材が乾燥してると脱皮不全などが起きやすく、バタバタと死んでいきます。ですのでリスクを減らすためには腐葉土の上に枯れ葉や水苔を敷きます。
それだけで水分の蒸発を大きく防げますのでオススメです(*´꒳`*)
ベトナムレインボーミリピードは大食いなのでケースを少し大きめにし、床材をケースの7部目位まで入れた方がいいです。
私の使用してるケースは大きめのタッパーを改造したものになります。タッパーはフタの密封性が高く、他の生き物が混入しないようにするためにはオススメです^ ^
ミリピードは多湿がいいですが蒸れにはかなり弱いので密閉すぎるケースはNGです!
改造するのがめんどくさい方は昆虫ケースを使われるのがいいかと思います^ ^
餌のメインは腐葉土なので熱帯魚用餌やクズ野菜はたまに1ヶ月に1.2度位与えれば十分です。
カルシウム剤についてですが繁殖するためには必需品になるため、カトルボーンやサンゴ砂などを入れる必要があります。
☆繁殖方法
繁殖方法ですが成体のしっかり栄養のついた雌雄が複数匹いれば容易に産んでくれます(*´꒳`*)
産卵はうんちに紛れ込ませてするため少し見分けづらいです。
その為私はケース内の丸く黒い粒のうんちは捨てずに残して、1.2ヶ月様子見してから捨てるようにしてます。
雌雄判別についてですが難易度が高すぎる為、私は最初から諦めてます💦
ミリピードは手に入れる時10匹単位から入手すると雌雄が必ずいると思います!
それと繁殖するためにはタンパク質も大切なので熱帯魚用の餌を定期的に与えると産卵が安定すると思います(о´∀`о)
一度軌道に乗ると難易度が高いのが嘘のように感じるくらい育てやすい種になってます^ ^
☆注意点
- 乾燥に注意!脱皮不全が起こります!
- 蒸れに注意!全滅が起きやすい!
- 繁殖にはカルシウム、タンパク質が必須!
- 大食いなので腐葉土切れに注意!床材の上に出てきたら餌切れのサイン!
- 産卵はうんちにするため、ケース変える時はうんちは捨てないように!
以上になります^ ^
ベトナムレインボーミリピードは少しクセがありますがとても飼育のしがいがある綺麗なヤスデになりますので是非挑戦してみて下さい!
最後までお付き合い頂きありがとうございました!
今後も有意義な昆虫の紹介をしていきたいと思いますので読んで頂けれたら嬉しいです(*^ω^*)