レッドスカートコシビロダンゴムシ 失敗しない飼育方法!!
こんばんは^^
生き物屋 S.M.Gです。
皆さん1日お疲れ様でした^^
息抜きにお読みください!
それでは、本日の本題です。
『レッドスカートコシビロダンゴムシ』の紹介です!
名前が長いので今後はレッドスカートに省略します^^
レッドスカートをご存知ですか?
とっても綺麗な色合いをしていてそれでいて育てやすいんです。
以前紹介したユーレイオオワラジムシ覚えてますか?
大抵インパクトがあり、綺麗なワラジムシやダンゴムシは、一癖も二癖もあるんです。
しかし!!これから紹介するレッドスカートは綺麗だが育てやすいんです。
ダンゴムシ入門にとてもお勧めな品種です^^
◆目次
☆レッドスカートコシビロダンゴムシ
別名:アカヘリコシビロダンゴムシ
学名:Cuberis sp.``Malaysia``
生息地:マレーシア
市場価格:10匹 2千円前後
入手方法:昆虫ショップor Yahooオークション
レッドスカートは、マレーシアが原産のコシビロダンゴムシになります。
体の周りの色合いが綺麗なオレンジ色で胴体も日の光に当てると紫色(藤色)になります。
実物は管理綺麗な色合いになり、生まれてくる幼体は、周りのオレンジ色の度合いが個体によって違うと言った面白い特徴をしています。
厳選していけばもっとオレンジ色が濃い個体を生ませることも夢ではありません!
名前がレッドスカートなので周りの色が赤色と勘違いを起こしやすいですがオレンジ色です。
レッドスカートの名前はおそらく日本に輸入されてから決められたもので和名の可能性があります。
この種も輸入当初は10匹で1万円以上もしてましたが飼育や繁殖がそこまで難しくない為値段はすぐに数千円まで落ちました。
現在ではとても入手しやすい価格ですので気になる方はチャレンジしてみてください^^
☆飼育方法
飼育難易度:★★(★が多いほど難しい)
最適温度:20℃〜28℃
最適湿度:50%前後
レッドスカートの飼育方法は今まで紹介したワラジムシ、ダンゴムシの方法で飼育可能です。
まだ読んでいない方向けに改めて紹介しますね^^
レッドスカートを飼育する上で一番気をつけるポイントは、湿度にあります。
湿度が高すぎても、乾燥しすぎても全滅する可能性があります。
飼育経験がある方なら感覚で湿度が足りない、多すぎると言った問題に気づけますが初めての方はわからないかと思います。
ですので飼育ケースの湿度管理は水苔に任せてください!
ケースの上に水苔を3分の1置いて、水苔だけを常に濡らした状態にすれば、自然と適切な湿度を保てることができます!
この方法で水苔がない方は乾燥気味になり、真ん中は少し湿ってる状態、水苔がある方は湿っている状態といわゆる湿度勾配ができるのです。
そうすればレッドスカートが自ら好きな場所に移動できるのです。
これだけでも失敗はほとんどなくなります。
それと冬はヒーターを使用すると水分の蒸発速度が早くなりますので要観察です!!
あとは腐葉土に少量のサンゴ砂を混ぜ入れ、ケースの15cmほど敷き詰めて、上に先ほど紹介した水苔、樹皮を置けば飼育環境は完成です!!
餌は、熱帯魚用の餌かウサギ用の餌を与えています。
普段の餌をウサギ用の餌を与えて、1週間に一度熱帯用の餌を与えるといいです。
熱帯魚用の餌には、動物性タンパク質が含まれており、共食いを防ぐために与えています。
昆虫は動物性タンパク質が足りないと共食いを起こしますので定期的に与えた方が好ましいです。
レッドスカートは比較的温厚な性格なので共食いは見かけないですがもしも起きたら悲しいので私は、未然に防ぐ為使用しています。
☆繁殖方法
はい!いたって簡単です!
それはオスとメスがいて、温度が20℃以上あれば勝手に増えてくれます。
なにかコツなどあればいいんですが・・・・
レッドスカートは本当に飼育も繁殖もあまり苦労しない為繁殖については以上になります。
☆飼育用品のオススメ!
私が実際に使っている商品になります。
また腐葉土は紹介したものが値段と量が一番コスパが良かったです。
この職人さんの腐葉土は作りもかなりクオリティーが高いので気になった方は一度試してみてください^^
・ケース(コバエシャッター )
コバエシャッター は、ダンゴムシ、ゴキブリ、クワカブ、ミリピードの飼育で愛用しているケースになります。
保湿性、密閉性がよく丈夫です。
通気口が密閉すぎじゃないですか?という声も聞こえますが通気口は切り替えが可能なのです。多湿性の昆虫にはそのまま使っていただき、乾燥気味のほうが良い場合は、2重構造になってる上の蓋を外せば通気性がいいケースに切り替え可能です。
名前の通り、コバエの進入を防ぐことに特化したケースでコバエに悩まされている方は特におすすめです!!
・腐葉土
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・隠れ家
隠れ家は、コルク樹皮やサボテンの骨がおすすめです。
どちらも凸凹した溝や耐久性に優れており、特にサボテンの骨は真ん中が空洞になってますので通気性も確保でき、ユーレイオオワラジムシに関してはサボテンの骨の方がオススメです!
・餌
メインは食いつきが一番良いウサギの餌で十分です。
ただ先ほども説明した通り動物性タンパク質が足りないと繁殖や共食いに影響が出てしまうので一つは購入した方が絶対いいです。
熱帯魚の餌はネットショップよりも近くのホームセンターやペットショップで購入した方が送料がかかりませんのでそちらでお買い求めください^^
☆まとめ
- マレーシア原産のコシビロダンゴムシ
- 2千円前後で入手可能
- 湿度勾配をつけることで失敗のリスクを減らせる!
- 保湿には水苔が一番最適
- サンゴ砂などのカルシウム剤を入れた方が調子がいい
- 幼体は乾燥に弱い
- 冬はヒーターを使う場合、水分の蒸発がはやい
- 餌に動物性タンパク質を入れた方が共食いを起こさない
- 繁殖は28℃が一番早い!(ほとんどの昆虫に共通)
本日も最後までお読み頂きありがとうございます^^
皆さん明日も1日頑張りましょう!
お疲れさまでした!
おやすみなさい^^
生き物屋 S.M.G