難関種を攻略しろ!! ユーレイオオワラジムシの飼育方法
皆さん、本日もお読み頂きありがとうございます^^
夜に見てる方はお仕事お疲れ様です。
朝に見てる方これから仕事頑張ってください!
いってらっしゃい!
生き物屋 S.M.Gです。
本日はもすっごくカッコいい昆虫の紹介です!!
私の初期から飼育している品種で当時であった時は、シビレました(笑
それがこちらです!!
どうですか?
かっこいいですよね?ね!!
この子の名は、ユーレイオオワラジムシっていうんです。
では紹介していきます!
◆目次
☆ユーレイオオワラジムシ
正式名:ボリバリ・ユーレイオオワラジムシ
学名:Porcellio bolivari
生息地:スペイン🇪🇸
ボリバリ・・・響きまでカッコいいですよね^^
この種は、主にスペインの洞窟に生息しています。
オオワラジムシってだけあって、通常のワラジムシよりも一回り大きく、迫力を感じます。
この黄色のボディーに黒い横ラインが入り、更にはボディーの周りは白で囲まれているなんとも言えないカッコ良さがあります。
触覚もジグザグしており、まるで何かを受信しているアンテナのような形です。
最初であった時のイメージは稲妻を連想させられました!
数年前までは、かなり高額で1匹3千円とかなり高額でした。
繁殖させようと思うと少なくとも5匹以上は必要でしたので1万5千円もかかってしまい、当時は手の出しようがない高級昆虫でした(汗
ただ最近になり、多くのプロの方々が飼育方法を確立させ、安定的な供給をしてくれたおかげで現在では10匹で3千円ほどで入手可能となりました。
飼育は少し難しいですが一度感覚を掴めば繁殖も可能です。
では詳細の飼育方法について説明していきますね^^
☆飼育方法
飼育難易度★★★★(★が多いほど難しい)
最適温度:20℃〜28℃
最適湿度:40%
星4つです!!
はい、結論からユーレイオオワラジムシは難しいです・・・
ですがこれから紹介する飼育方法を実践していただければ、結構安定します!!
この種は、成体は乾燥気味を好み、幼体は乾燥すぎるとポツポツと死んでいきます(汗
対策としては、やはり湿度勾配をつけることです。
少し大きめのケースで床材を3分目まで敷き詰め、上に隠れ家とカルシウム剤をおきます。
湿度勾配をつけるにはケースの端に4分の1ほどの水苔を敷き、水苔を常に湿っている状態にしておけば、成体と幼体は好みの場所に移動しますのでリスクは一つ減ります。
また床材は定期的に交換しないと弱酸性に傾き、成体、幼体共にポツポツと死んでいきます。
床材の交換し過ぎもストレスや環境適応が間に合わずポツポツ死んでいきます(汗
ですが諦めないでください!!
対策法はしっかりあります。
ポイントは、床材に珊瑚砂を混ぜ、アルカリ性に傾かせるのです!
そうすることで弱酸性の傾きを弱らせることが可能です。
床材は一月半を目安に交換することをお勧めします。
うまく飼育していくコツは、床材と湿度にあります。
餌は私がいつも愛用している熱帯魚の餌とウサギの餌がお勧めです^^
特にウサギの餌は食いつき一番いいです。
☆繁殖方法
繁殖の条件は雌雄がいること、動物性タンパク質を十分に与えていることです。
繁殖については特別難しい事はなく、餌を十分に与えていればいつの間にか子供がいることに気づき、歓喜するとおもいます^^
やはり飼育維持が少し難易度が高いです。
また成体は、動物性タンパク質が足りなくなると幼体を共食いする可能性がありますのでやはり定期的に餌に熱帯魚の餌を与える必要があります。
☆オススメのケース、隠れ家、餌
ここからは、私が使っている飼育品の紹介です。
興味がない方は、飛ばしてもらって大丈夫(見てもらえたらうれしい!!)です。
・ケース(コバエシャッター )
コバエシャッター は、ダンゴムシ、ゴキブリ、クワカブ、ミリピードの飼育で愛用しているケースになります。
保湿性、密閉性がよく丈夫です。
通気口が密閉すぎじゃないですか?という声も聞こえますが通気口は切り替えが可能なのです。多湿性の昆虫にはそのまま使っていただき、乾燥気味のほうが良い場合は、2重構造になってる上の蓋を外せば通気性がいいケースに切り替え可能です。
名前の通り、コバエの進入を防ぐことに特化したケースでコバエに悩まされている方は特におすすめです!!
・隠れ家
隠れ家は、コルク樹皮やサボテンの骨がおすすめです。
どちらも凸凹した溝や耐久性に優れており、特にサボテンの骨は真ん中が空洞になってますので通気性も確保でき、ユーレイオオワラジムシに関してはサボテンの骨の方がオススメです!
・餌
メインは食いつきが一番良いウサギの餌で十分です。
ただ先ほども説明した通り動物性タンパク質が足りないと繁殖や共食いに影響が出てしまうので一つは購入した方が絶対いいです。
熱帯魚の餌はネットショップよりも近くのホームセンターやペットショップで購入した方が送料がかかりませんのでそちらでお買い求めください^^
☆まとめ
- 上記で述べてないが蒸れに注意
- 成体は多湿に弱く、幼体は乾燥に弱い
☝️対策として湿度勾配をつける
- 動物性タンパク質がないと共食いや子喰いが起きる
- 弱酸性に弱く、床材をアルカリ性にする必要がある
☝️対策として珊瑚砂を床材に混ぜる
- 床材は一月半に一度交換
本日もお読み頂きありがとうございます^^
本当にメッチャクチャ!カッコいいワラジムシなのでオススメです!
ぜひ一度飼育してみてください!
今日もいい1日になりますよう^^